経済学科

Department of Economics

【経済学科】産業調査演習の活動紹介

2025.06.06

お知らせ

北海道の「サケ?マス産業」について調査

鮭
経済学科では、地域の産業について、データ分析や学術的知見だけではなく、現場に足を運んでの調査研究にも力を入れています。
その一つが、産業調査演習。北海道の「サケ?マス産業」について、継続的に調査を行っています。後期には、日本で最も漁獲量の多い地域、道東地方への調査があります。前期は、事前調査を近隣地域で行い、サケへの知識を深めます。

今年度は、4名の学生とともに授業を行います。その中には、「産業調査演習を取りたかった」という沖縄からの国内交換留学生もいます。

5月下旬、例年お世話になっている千歳市の「千歳さけますの森 さけます情報館」と「サケのふるさと 千歳水族館」に伺いました。いつもは6月下旬に実施するのですが、調査回数を増やすため「早く基礎的な知識を身につけたい」との学生らの積極的な提案により実現しました。

まずは、さけます情報館にて、増殖事業の歴史や実際の稚魚に触れます。さまざまな工夫がされた展示物を見て「こんなに重いの?」「検卵の様子がわかるね」など興味津々。
稚魚放流の際には、川までみんなで追いかけ遡上の季節を想像します。
卵の仕分けができるかな

卵の仕分けができるかな

サケの模型をもってみんなで記念撮影

サケの模型をもってみんなで記念撮影

サケ産業の広がりを知る

その後、道の駅「サーモンパーク千歳」で昼食後、今回学生らが参加したいと希望した「千歳水族館」でのバックヤードツアー&巨大水槽の餌やり体験。
普段見られない施設の裏側の様子や、水槽の環境維持がどのようなシステムになっているか、丁寧な説明を他の参加者とともに聞き入ります。
そして!千歳水族館名物の巨大水槽に、餌やりタイム。餌の種類が複数あるのも、魚によって食べる内容が違う、というのがよくわかりますね。
その後、菊池館長から本学用の講演「サケのふるさと千歳水族館が地域に果たす役割」という内容で1時間お話いただきました。
千歳水族館の歴史と入場者数の激動の推移に驚くとともに、地域の人々からの期待、サケを通じた教育活動に、サケ産業の広がりを学生らは感じたようです。

今後も本調査に向けた、学生らの事前調査は続きます。今年はどんな視点から報告書ができるでしょうか。
水族館の役割を理解するツアー

水族館の役割を理解するツアー

巨大水槽の上から魚たちが見えます

巨大水槽の上から魚たちが見えます

真剣にレクチャーを受けています

真剣にレクチャーを受けています

千歳市という地域を知る機会にもなりました

千歳市という地域を知る機会にもなりました

2024年度の報告書が完成!

報告書
2024年度の報告書ができました!
意欲的に取り組んでくれた、2024年度の学生らによる報告書が完成しました!
メニプロのインスタ等でも紹介してくれるなど、4年生らしい活動をしてくれました。
学生らの渾身の成果をご覧になりたい方は、是非オープンキャンパスにてお声がけくださいね!
  • 発行日: 2025.06.06
  • 経済経営学部 経済学科